naoya_t@hatenablog

いわゆるチラシノウラであります

AtCoder黄色になりました

f:id:n4_t:20210918233926p:plain
サイシードプログラミングコンテスト2021AtCoder Beginner Contest 219)で黄色コーダーになりました。
AtCoderを始めて以来、というか現在のレーティングシステムになって以来*1ずっと青*2でした。長い道のりでした。
今年に入ってからの精進と、最近8問になったのも追い風になって*3黄色(初段)になれました。
同僚の同職位の皆さんが皆暖色コーダー(黄〜橙)なので、ようやく一人前になれた気分です。

特に転職の予定もありませんが、AtCoder JobsのランクもSになっていました。
f:id:n4_t:20210919005738p:plain

黄色になるまでにやったこと

3年前に書いたAtCoderで青になるまでにやったこと/黄色になるためにやるべきこと - naoya_t@hatenablogの「ガヴリールドロップアウトを視聴する」(これは元々beetさんが言ってたこと)だけでは足りなかったようです。

後半はネタです。

解いた問題数など

f:id:n4_t:20210918235426p:plain
f:id:n4_t:20210919003805p:plain

精進グラフ (AtCoder Scoresより)

f:id:n4_t:20210919003947p:plain

Climbing, Heatmap (AtCoder Problemsより)

f:id:n4_t:20210919014905p:plain

f:id:n4_t:20210918235444p:plain

黄diff埋め(2021/1〜3)

・配点/20 [分]程度を目安に時間制限つきで解いて、解けなかった問題は解説AC
・解説をプリントアウトして大量に読んだ*4
AtCoderのレーティングシステムと参加人口増加によって、実力が変わらないならレートはじりじり下がっていく。青diffを埋めても現状維持が精一杯(埋めるけど)
・黄diff(あるいは古めの橙diff)問題で養われるものがある(2段・3段構えの考察をする粘り強さ、知っていれば解ける的な知識の引き出し、等)。知識がなくて解けない問題が減った。

競プロ典型90問(2021/4〜7)

・リアルタイム参加
・毎日1問(週6問)解いた
・ほぼ全問自力で解けた
・★7以外は自分には物足りなかったけれど知識の整理に役立った
・最終408/413点で42/4915位
f:id:n4_t:20210919002313j:plain

PAST(第1回〜第7回)全参加

・何回やっても何回やってもエキスパートが倒せないよ
・これは上級しか出ないガチャ(※一度F問題の意味が分からなくて心が折れて中級を出した回がある)
・最初の2時間前後で12問通して残り3問まで持って行けるのだけれど、残り3問が残り3時間で解けないやつ
・時間内に解けなかった問題を(公開までに解いておいて)通すのが勉強になった
・知識が足りなくて解けない問題はPASTには1問もなかったと思う
・今日から始まったPAST第8回、まとまった時間(+やる気)が取れ次第受験予定

AtCoder Problems(というか作者のkenkooooさん)に毎月$10納税

github.com
id:kenkoooo さん、大洗で美味しいもの食べてください

Vivy -Fluorite Eye's Song-を7回ぐらい全話通して視聴

・種﨑さん何やらせても上手い
・Vivyの歌担当の八木さんの歌も良い

スポーツジム再開

・巣ごもりで物質化したエネルギーを非物質化したい
・通っていた店舗がコロナ禍で潰れた
・少し遠くなったけどとりあえず週2で
・緊急事態宣言が出たり引っ込んだりで営業状態が不安定なので何とも

ワクチン(ファイザー)を2回接種

・副反応は思ったほど出なかった
・1ヶ月経ってまだ肩?腕?に痛みがあるのはワクチンと関係あるだろうか

スタバをやめてドトールによく行った

ミラノサンド(B)を食べることが多い
f:id:n4_t:20210920103331p:plain

参考資料

黄色の位置づけ

AtCoder(競技プログラミング)の色・ランクと実力評価、問題例 - chokudaiのブログ からの引用です。
(傍線は筆者)

AtCoderの色・ランクと、その実力
さて、AtCoderのコンテストに参加すると、コンテスト成績に応じてレーティングが変化します。これによって、AtCoder上における、レートの色が変化します。
(略)400ごとに色がついていて、赤・橙・黄・青・水・緑・茶・灰・黒、という順番になってます。

誤解を恐れずに超ざっくりとイメージでの評価をするなら、

  • 灰色は参加すれば誰でもなれるので意欲以外の保証はなし。
  • 学生で茶色なら優秀だがエンジニアとしてはちょっと物足りない。派遣とかで来たエンジニアが茶色あれば一安心。
  • 緑あれば大抵の企業でアルゴリズム力は十分。AtCoder的には決して上位ではないが、他社評価サイトなら最高評価。
  • 水色だと基礎的なアルゴリズム処理能力については疑いのないレベル。
  • 青以上は一部上場のIT企業でも、一人もいないことが結構あるレベルになる。
  • 黄色からは化け物。競プロの問題を解く機械だと思っておけば良い
  • 橙はあたまおかしい。
  • 赤はもうなんか世界大会とかに招待されたりする。

って感じに思っておけばいいです。誤解をしたくない人は、以下に詳しい説明があります。
(中略)
黄色 (Sランク R2000~2399 上位3%)
九割以上のIT企業において、このレベルのアルゴリズム構築能力は必要ありません。研究職・研究開発などや、高度なアルゴリズムを要求される開発現場で重宝されます。

といいつつ、普通にプログラマとして役立つので来て欲しい、みたいな発信はSoundHoundさんとかがしてたりするので、エンジニアとして役立つ場面も多々あるのかな、と思ってます。「うちでは役立つ!」って言ってる企業さんもたくさんあるので。

能力的には、数学的な思考力、論理的な思考力、アルゴリズムに関する知識、正確で高速な実装力に関して、大幅なアドバンテージがあります。別にエンジニアリング力は全然保証してませんが、賢い人が多いので統計を取ったら高い可能性はあるかもしれません。このランクになると、新卒採用においてはポテンシャル採用という意味でめちゃくちゃ評価されている印象です。
chokudai.hatenablog.com

*1:AtCoderは現在のレーティングシステムになるはるか以前、2012年5月のARC002が初参加ですがその後はたまに顔を出す程度

*2:最初の10回?は暫定レーティングなので除外。連続青記録(streak)は116でした

*3:500〜600点帯で転んでも起き上がるチャンスがある

*4:風呂場で