PRML読書会の思い出(と復々習レーンkick-offのお知らせ)
しっかし3年前の6月にPRMLを読み始め「事前分布? なにそれおいしいの」だった頃のshuyoに「3年後には言語処理学会やNAISTで発表してんねんで」とつぶやいてみたい。信じないだろうけどw PRML読書会を始めてくださった @naoya_t さんには感謝しまくってもし足りない
— Nakatani Shuyoさん (@shuyo) 4月 9, 2012
PRML読もうとか言い出したのもう3年前になるのか…
生駒読書会
@mamorukさんの生駒日記より:
夕方、仕事の合間を縫って生駒市役所へ行き、転出届を出す。生駒市はかれこれ7年間住んだが、住みやすかったなぁ。NAIST に来る学生は不満たらたらな人も多いかもしれないが (遊び場所やバイト先がないとかいうことで)、家族で住むなら全国的にも相当住みやすい場所ではないかと思う。むしろ生駒を離れないといけないのが寂しい限りである。生駒を離れてからも「生駒読書会」という名前で読書会を (主に東京で) 開催されている @naoya_t さんの気持ちが少し実感できた。(ちなみに、この日記のタイトルは3ヶ月以上継続して住む場所にちなんだ名前をつけることにしている)
さらば生駒山 - 観月橋日記 (続生駒日記)
元々生駒で「Three Implementation Models for Scheme」とか読みながらSchemeを実装してみたりしていたグループです。(最初はこんな感じでした:http://cotocoto.jp/event/2996 )
蛍池で@ujm氏がやってたHaskell関西みたいな勉強会を自分でもやってみたいなと思って、近所の公民館の部屋を借りて始めたものです。
生駒では「λ算法研究会」的な名前で部屋を取っていた記憶があります。都内だと「生駒読書会」で他とバッティングすることがなくて便利だという事もあってそのまま"生駒"読書会でやっています。
PRMLとの出会い
PRMLに出会ったのは秋葉原の書泉ブックタワーだったと思います。
上下巻とも勉強したいなあ(というかこれ分かるようになりたいなあ)と思うようなテーマのオンパレードで、なにより図版が綺麗だったので、
(大事なことなので2回言いました!)、買って帰りたいけれど上下巻買っちゃうと予算オーバーなので、まずは上巻だけを買ってみました。1章でも2章でも読み進めることが出来たら下巻を買おうと決意しつつ。
しかし、独力でこれ読むの無理じゃね?と悟る日が来るまでにそう時間はかかりませんでした。
PRML読書会
人を集めて輪講にしたら読めるかなとか思ったりして、近所の公民館の部屋を「生駒読書会」で借りてPRMLの1章から読み始めたのが2009年5月3日。言いだしっぺは@naoya_t(主催)と、生駒時代にも(東京から)読書会参戦していたSICP読み仲間の@yuki_neko_nyan。
初回はとりあえずみんな予習してきてもらって1章の演習問題を解くあたりから始めよう、とかSICP読書会的なノリで考えていたのだけれど、客席にちらほら見えるNAIST出の博士号をお持ちのお客様方以外にはハードルが高くて超gdgd展開でした。
第2回以降、戦闘力が数桁上の猛者達が次々流れこんできてドラゴンボールZ的展開に。予習必須、発表も全員に機会を持ってもらう感じの進め方で十数人で回していましたが、これはサイヤ人同士の空中戦のような皆さんの話の展開(というか式の展開)に目がついて行けるか行けないかと言った感じの自分にとっては始終ハードルが高かったです。
曳舟文化センターでHackathonをしたのも良い思い出です。(第1回、第2回)
毎回会場とスケジュールの調整が大変でしたが、後半はサイボウズ・ラボさんECナビさん等に会場を貸して頂いたりとかで、月1〜2回のペースで1年半かけて感動の最終回(ゲストにPRML訳者の@shima__shimaさんが登場!)まで辿りつけました。手が回らなかったUstream中継も@nokunoさんがやって下さいました。
最終回にPRML下巻の裏表紙に書いてもらった皆さんの寄せ書き:
諦めずに最後まで読めたのは参加&発表して下さったみなさんのお陰です!どうもありがとうございました!!
復々習レーンへ
家で予習して分からなかった事を会場で全部解決して先に進む、みたいなローペースの復習会をやろうと思って本レーンと並行して復習レーンを2010/5に立ち上げたものの、個人的に忙しかったり倒れてたり起き上がったりで絶賛放置状態(≒頓挫)です。
再開(というか仕切り直しというか)しようとか言ってて(というか今ちょっと色々落ち着かなくて)ATND仕掛けたまま後回しになってますが、20人溜まったことですしそろそろ何かしましょうかね。
個人的には、一度ひと通り目を通したけど分かった気になれない皆を集めて、読むだけでなくSciPyでもRでも(C++でもDでもJavaでもLispでも)良いので実際にデータセット(とコード)を弄りながら、PRMLで得た知識が「使える」体験というか自信をつけていこう系の会をやりたいと思っています。
とりあえずkick-off meetingから:
- 第1候補 4/22 (hadoop hackathonとかあるけど)
- 第2候補 4/29
- 渋谷〜新宿のどこかで。公民館とかルノアールとかでも可。会場予算0〜600円/人で
- 午後。(14:00〜17:00+ぐらい?)
- 雨天決行。ひとりでもやる
- 休日がフルで潰れると泣くので小さめの会から始めたい
詳細は日時と場所が決まったらすぐにtwitterなりATNDなりで告知します。→色々調整中です。できれば5月中にやりたいです(5/10木)